車のガラスコーティングはしない方がいい?

この記事は約6分で読めます。

◆車のガラスコーティングはしないほうがいい?

結論ガラスコーティングはコーティング溶剤と素材の相性をしっかり見極める必要があります。ガラスコーティングといってもコーティング剤に含まれているものはガラスだけではありません。ガラスコーティングに失敗した場合、原因はガラスではなくガラスコーティングに含まれる溶媒とコーティングした箇所の素材の相性が悪かったのかもしれません。

◆ガラスコーティングの失敗事例

◆カーコーティングを自分でするには

カーコーティングに興味があるけど安くすませたいという方や自分でカーコーティングしたい!といった方は市販で溶剤もたくさん出ていますので以下の方法で自分でカーコーティング行うことも可能です。

カーコーティングのSTEP

STEP1 車のボディの下地処理

STEP2 コーティング剤の塗布

STEP3 カーコーティング剤を乾燥させる

STEP1 車のボディの下地処理

①車のパーツの汚れ洗浄

車のボディを洗車する前段階でフロントグリルの隙間やサイドミラーの間、ワイパーなど細かいパーツの汚れを洗浄していきます。

この際歯ブラシや柔らかい筆などがあると便利です。

②車のボディの洗車

・車全体に水をかけて車表面の汚れをおとします

※こすって汚れをおとすと車の塗装面を傷つけてしまう恐れがあるため水圧で汚れを落とすのがポイントです

・鉄粉の除去

車のボディ表面に鉄粉除去剤を吹きかけます。しばらくすると鉄粉除去剤が鉄粉と反応して変色します。

変色したら鉄粉取り用粘土を使用して優しくこすりながら鉄粉を除去していきます。

全体的に鉄粉が除去できたら水で洗い流します。

・水垢や油膜の除去

スポンジに油膜除去剤をつけてボディに塗り込んでいきます。その後水で洗い流します。

油膜を除去することで油分が分解されるのでコーティング剤が密着しやすくなります。油膜の除去が甘いとシミになる可能性がありますので水でしっかりと洗い流すことがポイントです。

・イオンデポジットの除去

イオンデポジットとは洗車時に使用する水分が蒸発して乾燥していく過程で不純物が白いリング状のシミになることです。

イオンデポジットはマイクロファイバーにイオンデポジット除去剤を塗布しシミが気になる箇所を中心にこすっていきます。

・細かな傷の除去

ここまで洗車して小キズが目立ってきた場合研磨を行います。

スポンジに研磨剤をつけ傷が目立つ箇所に塗り込みます。その後濡れたタオルで研磨剤をふき取ります。

・脱脂作業

車の塗装面の余分な油や成分を除去するためアルコール系の脱脂剤をマイクロファイバーにしみこませ車のボディ表面に塗り込んでいきます。

STEP2 コーティング剤の塗布

ガラスコーティング剤をスポンジにしみこませ車のボディ表面に塗布していきます。

コーティング剤を塗布したらきめ細かいマイクロファイバークロスで拭き上げていきます。

STEP3 カーコーティング剤を乾燥させる

以上が自分でカーコーティングを行い場合の手順となります。